こんにちは、にどねゆうきです。
テレワーク生活も1年を過ぎ、それ以前と劇的に変わったなと感じることがあります。
それは仕事において時間管理が非常にしやすくなったこと。
そしてそれがなぜかと考えたときに、私の貧相な語彙でお伝えすれば
「コミュニケーションの原則が完全に非同期になったから」だと思っています。
ここでお伝えしたい「非同期」「同期」というのは、同級生的な話ではなくPC用語で、以下の意味です。
細部まで想像が出来たことに対して、すぐに「解像度が...」とか言っちゃう例の界隈っぽくて嫌なのですが、悲しいかなPC用語が思考レベルにまで組み込まれているので、こちらの表現を使わせて頂きます。
「電話」は同期コミュニケーション
「メール」は非同期コミュニケーション
「ZOOM会議」は同期コミュニケーション
「slack」は非同期コミュニケーション
プライベートでいえば、「Youtubeライブ配信」は同期コミュニケーションで、
「アーカイブ」とか「アップロード動画」を見てコメントをつけるのは非同期コミュニケーションと言えるかもしれません。
「LINE」などのメッセージサービス、「Twitter」や「Instagram」などのSNSはすべて非同期コミュニケーションですね。
そしてもちろん、「人と人とが直接会うこと」は同期コミュニケーションです。
それも自由に手段が選べたわけではありません。
交通機関も十分に発展していませんから、遠方の場合は手紙でのやり取りをするか、時間・費用ともに大きなコストをかけて直接会うかの選択をしなければいけませんでした。
それが1871年にイタリアのメウッチによって電話が発明され、瞬く間に電話が普及すると、それによって遠方の人とも同期コミュニケーションが行えるようになりました。
また1900年にはカナダの電気技術者レジナルド・フェッセンデンが音声の送受信に成功。ラジオの歴史が始まりました。放送という技術によっても、同期で情報を伝えることが出来るようになります。
そして同期コミュニケーションだけでなく、もちろん非同期コミュニケーションも飛躍的に進化していきます。電報やテレックス、ファックス、電子メールと進化を遂げ、費用・時間ともにほぼ0で非同期コミュニケーションを取ることが出来るようになったのです。
そうして出来るようになった贅沢が、コミュニケーション手段の使い分けです。
私の仕事における変化を例に考えてみたいと思います。
私はマーケティング・企画業務に従事している人間ですが、コロナ禍以前は毎日出社して業務にあたっていました。
その頃、特に社内でのコミュニケーションの大多数を占めていたのは「同期コミュニケーション」でした。
雑談を含むオフィス内での会話、会議、電話がコミュニケーションの主であり、メールやビジネスチャットは従です。
電話したほうが早いし、なんなら会った方がもっと早いので相手のフロアへ足を運ぶこともしょっちゅうでした。たまに自部署以外のフロアへ行くのは、ちょっと新鮮な感じが楽しいものです。
いま思えばこの時間からこの時間まで確実に全員がオフィスに居るというのは異様な風景でもありますが、連絡をしていい時間がシンプルに分かりやすかったなと思います。
だいたいみんな残業していましたが、お子さまが小さい方は定時で帰るので、その方々に連絡をするときは定時前にするようにしないとな、というぐらいがせいぜいコミュニケーション上の配慮だったと思います。
自分から仕事をどんどん進めていくにあたって、都合の良いことこの上ない状況です。
しかしながら、すぐにリアクションが貰える便利さ、誰もがそこに居るという安心感がある一方で、私もすぐにリアクションしなきゃいけない、私もそこに居なければいけないという不便さもあったのがコロナ禍以前の仕事の仕方だったように思います。
これを言い換えると、よくも悪くも「即応性」があり求められ、
そしてその「同期中の時間が占有される」(例えばオフィスに出社中は家で花に水やりできない)ことが同期コミュニケーションの特徴であると思うのです。
すぐに反応があるというのは色々なことを進めていく上で非常にありがたいことです。
ただリアクションというのはすぐあればよいかというとそうとも言い切れません。
企画の仕事ではいわゆる「知的生産」が求められます。何百時間かけて練ったアイデアよりも、皿洗いをしながらふと思いついたアイデアのほうが優れているのであれば、良い仕事をしたのは後者です。
がんばったね大賞とかそういうのがない世界なのです。
とくに現代において知的生産の源泉となるのはデータです。
大概の場合、何かを企画していくときはデータを掘り下げながら仮説と照らし合わせて考えていきますが、これをすべて同期コミュニケーションの中で行っていこうとすると、だいたい以下の二つの問題が起きます。
ロジカルさが求められる企業では②の状態に陥り、そうでない企業は経験則で①を行うことが多いのではないでしょうか。(下手するとデータが足りないことに気付いてすらいない)
もちろんすべてが頭の中に入っていてすらすらと答えられる方も居ると思います。
当意即妙な受け答えは素晴らしいですが、別にその人が優秀かどうかと仕事のアウトプットは必ずしもイコールでありません。
むしろ大して優秀でなくとも良いアウトプットが出ればそれで良いわけで、みんながそういう仕事の仕方が出来たら最高だと思います。
そういう意味で、この「即応性」というのは仕事のアウトプットに対して過剰に能力が求められると思うんですよね。
会議中に「調べて後日報告します」となるのはスピード感がないしせっかくの同期コミュニケーションが勿体ない。カッコ悪いかもしれませんね。
かといって全部準備していくと時間がかかりすぎる。
そこで非同期コミュニケーションに切り替えてみるといかがでしょう。
データというのは会議の場でなければ20分ぐらい調べられるものだってたくさんあるわけです。会議でしていたやり取りをslackで行うだけでも、ずいぶん根拠のデータをきちんと集められるのです。
必要なデータだけをスムーズに調べて、ずっと少ない労力で仕事が進むかもしれません。
仕事のアウトプットと即応性は必ずしもリンクするとは限りません。
即応しなくても十分にアウトプットを出すことは可能なのです。
そしてご存知の通り、テレワークで非同期にコミュニケーションをとり、非同期に仕事を進めていくメリットは大きいものです。
全般として上手く非同期で仕事を進めながら、同期のメリットが大きい場合はその手段をとる、といった仕事の進め方は享受できるものが大きいのではないのでしょうか。
最小の労力で最大のアウトプットを出すような仕事の仕方こそ、賞賛されるべきものだと思います。
そんなわけで、仕事では同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションを上手く使い分けることでアウトプットが出せそうだというところですが、プライベートではどうでしょうか。
プライベートの場になると、同期コミュニケーションのすばらしさがが際立ちます。
なんといっても圧倒的なライブ感でしょう。即応性そのものが楽しさへと繋がります。
「Say YEAH!!」っていうと「YEAH!!」ってなるの良いですよね。楽しい。
YouTubeライブ配信だって、コメントするとリアクションがあったりして楽しいものです。
電話だって楽しい。その場で一緒に過ごせばもっと楽しいですよね。
プライベートにおける同期コミュニケーションのメリットは非常に大きいわけです。
とくにブロードバンド回線と端末の進化によって、インターネットを介した同期コミュニケーションは大幅に強化されました。昔テレビ電話をするには専用の設備が必要だったりしたのですが、今ではインターネット回線とソフトウェアでどうとでもなりますよね。非常に敷居が下がりました。
楽しい同期コミュニケーションがたくさんとれるようになったのです。
そう、同期コミュニケーションは楽しすぎるのです。
仕事と同様、同期コミュニケーションにはやはり時間の占有という特徴が降りかかります。
簡単に言えば、誰かと会っている間は他の人には会えないし、誰かと電話している間は他の人と電話を出来ません。
そういうものですからね。
逆に言えばそのコミュニケーションに集中してくれていることこそが同期コミュニケーションのメリットなわけでもありますから、ここはなかなか難しかったりもしますが。
(お互い片手間にしてる電話は、それはそれで繋がっているという別の魅力もありますが、まあ話半分だからつまらないですよね)
この「楽しすぎる同期コミュニケーション」と「時間が占有される」を掛け合わせ何が起こるかというと「自分の時間がどんどん無くなる」んですね。楽しすぎるから。
2000年代にインターネットをやっていた方は、もうMMORPGで嫌というほど学んだかと思います。
当時、同期通信できるゲームもまだまだない中で広大な世界を共に冒険できるMMORPGは、それまでのゲームになかった革命的な面白さを提供してくれると共に、数々の廃人を生み出していきました。
私もちょうど中2で当時βテストをしていたMMORPGにはまったので、だいぶ時間を費やしました。
しかし、私は学校の友達と一緒にやっていたのでまだ軽傷だったかもしれません。
得たものも大きかったかと思いますが、たくさんのものを失ってしまった方も多いのではないかと思います。私たちはMMORPGブームからたくさんのことを学んだのです。
単なるゲームでもいっぱいやってしまいますが、人間関係がからむともっとやっちゃうんですね。楽しいですし付き合いもありますから。
毎日飲み会に付き合って家に帰るのが遅いとか、
電話に夢中で勉強が出来ないとか、
家族とずーーーと喋っているとか、いくらでも例はありますが、このコロナ禍という特殊な環境もあって、インターネットの同期コミュニケーションをたくさん楽しんでいるケースも多いのではないかと思っています。
同期コミュニケーションは楽しいのです。でも、すごく時間が必要なものでもあるのです。
インターネットがもたらしたもう一つの利点は、非同期コミュニケーションもものすごく発展しているということ。
仕事のように、プライベートでも同期・非同期のコミュニケーションを使い分けていきたいな、と私は思いますし、ぜひ皆さまも取り入れて頂けたらなと思います。
楽しいだけに、放っておいたらバランスが崩れていきます。
どういう風にコミュニケーションも楽しみ、自分の時間も大切にしていけるのか。
仕事ではアウトプットの質と即応性は必ずしも一致しませんでした。プライベートにおいてはどうなのでしょう。
プライベートには1つのゴールはないかと思いますが、豊かなコミュニケーション、豊かな自分の時間を送ることが出来るのであれば、それはバランスが良い状態ともいえると思います。
私も、皆さまも、それぞれバランスを見つけていくことが出来れば幸いです。
テレワーク生活も1年を過ぎ、それ以前と劇的に変わったなと感じることがあります。
それは仕事において時間管理が非常にしやすくなったこと。
そしてそれがなぜかと考えたときに、私の貧相な語彙でお伝えすれば
「コミュニケーションの原則が完全に非同期になったから」だと思っています。
ここでお伝えしたい「非同期」「同期」というのは、同級生的な話ではなくPC用語で、以下の意味です。
3.作動の時間を一致させること。内容や情報を一致させること。シンクロナイズさせること。「画面と音声とを同期する」「同期を取る」
どう‐き【同期】[名](スル)出典:デジタル大辞泉(小学館)
細部まで想像が出来たことに対して、すぐに「解像度が...」とか言っちゃう例の界隈っぽくて嫌なのですが、悲しいかなPC用語が思考レベルにまで組み込まれているので、こちらの表現を使わせて頂きます。
- コミュニケーションにおける同期と非同期の例
「電話」は同期コミュニケーション
「メール」は非同期コミュニケーション
「ZOOM会議」は同期コミュニケーション
「slack」は非同期コミュニケーション
プライベートでいえば、「Youtubeライブ配信」は同期コミュニケーションで、
「アーカイブ」とか「アップロード動画」を見てコメントをつけるのは非同期コミュニケーションと言えるかもしれません。
「LINE」などのメッセージサービス、「Twitter」や「Instagram」などのSNSはすべて非同期コミュニケーションですね。
そしてもちろん、「人と人とが直接会うこと」は同期コミュニケーションです。
- コミュニケーション技術発展の歴史
それも自由に手段が選べたわけではありません。
交通機関も十分に発展していませんから、遠方の場合は手紙でのやり取りをするか、時間・費用ともに大きなコストをかけて直接会うかの選択をしなければいけませんでした。
それが1871年にイタリアのメウッチによって電話が発明され、瞬く間に電話が普及すると、それによって遠方の人とも同期コミュニケーションが行えるようになりました。
また1900年にはカナダの電気技術者レジナルド・フェッセンデンが音声の送受信に成功。ラジオの歴史が始まりました。放送という技術によっても、同期で情報を伝えることが出来るようになります。
そして同期コミュニケーションだけでなく、もちろん非同期コミュニケーションも飛躍的に進化していきます。電報やテレックス、ファックス、電子メールと進化を遂げ、費用・時間ともにほぼ0で非同期コミュニケーションを取ることが出来るようになったのです。
- 「即応性」と「時間の占有」 同期コミュニケーションの良さと難しさ
そうして出来るようになった贅沢が、コミュニケーション手段の使い分けです。
私の仕事における変化を例に考えてみたいと思います。
私はマーケティング・企画業務に従事している人間ですが、コロナ禍以前は毎日出社して業務にあたっていました。
その頃、特に社内でのコミュニケーションの大多数を占めていたのは「同期コミュニケーション」でした。
雑談を含むオフィス内での会話、会議、電話がコミュニケーションの主であり、メールやビジネスチャットは従です。
電話したほうが早いし、なんなら会った方がもっと早いので相手のフロアへ足を運ぶこともしょっちゅうでした。たまに自部署以外のフロアへ行くのは、ちょっと新鮮な感じが楽しいものです。
いま思えばこの時間からこの時間まで確実に全員がオフィスに居るというのは異様な風景でもありますが、連絡をしていい時間がシンプルに分かりやすかったなと思います。
だいたいみんな残業していましたが、お子さまが小さい方は定時で帰るので、その方々に連絡をするときは定時前にするようにしないとな、というぐらいがせいぜいコミュニケーション上の配慮だったと思います。
自分から仕事をどんどん進めていくにあたって、都合の良いことこの上ない状況です。
しかしながら、すぐにリアクションが貰える便利さ、誰もがそこに居るという安心感がある一方で、私もすぐにリアクションしなきゃいけない、私もそこに居なければいけないという不便さもあったのがコロナ禍以前の仕事の仕方だったように思います。
これを言い換えると、よくも悪くも「即応性」があり求められ、
そしてその「同期中の時間が占有される」(例えばオフィスに出社中は家で花に水やりできない)ことが同期コミュニケーションの特徴であると思うのです。
- 「即応性」と「仕事のアウトプット」は一致するのか
すぐに反応があるというのは色々なことを進めていく上で非常にありがたいことです。
ただリアクションというのはすぐあればよいかというとそうとも言い切れません。
企画の仕事ではいわゆる「知的生産」が求められます。何百時間かけて練ったアイデアよりも、皿洗いをしながらふと思いついたアイデアのほうが優れているのであれば、良い仕事をしたのは後者です。
がんばったね大賞とかそういうのがない世界なのです。
とくに現代において知的生産の源泉となるのはデータです。
大概の場合、何かを企画していくときはデータを掘り下げながら仮説と照らし合わせて考えていきますが、これをすべて同期コミュニケーションの中で行っていこうとすると、だいたい以下の二つの問題が起きます。
① 十分なデータがないのに話を進めていってしまう
② 十分なデータを準備するために、会議(※同期コミュニケーション)の事前準備が過剰にかかる
ロジカルさが求められる企業では②の状態に陥り、そうでない企業は経験則で①を行うことが多いのではないでしょうか。(下手するとデータが足りないことに気付いてすらいない)
もちろんすべてが頭の中に入っていてすらすらと答えられる方も居ると思います。
当意即妙な受け答えは素晴らしいですが、別にその人が優秀かどうかと仕事のアウトプットは必ずしもイコールでありません。
むしろ大して優秀でなくとも良いアウトプットが出ればそれで良いわけで、みんながそういう仕事の仕方が出来たら最高だと思います。
そういう意味で、この「即応性」というのは仕事のアウトプットに対して過剰に能力が求められると思うんですよね。
会議中に「調べて後日報告します」となるのはスピード感がないしせっかくの同期コミュニケーションが勿体ない。カッコ悪いかもしれませんね。
かといって全部準備していくと時間がかかりすぎる。
そこで非同期コミュニケーションに切り替えてみるといかがでしょう。
データというのは会議の場でなければ20分ぐらい調べられるものだってたくさんあるわけです。会議でしていたやり取りをslackで行うだけでも、ずいぶん根拠のデータをきちんと集められるのです。
必要なデータだけをスムーズに調べて、ずっと少ない労力で仕事が進むかもしれません。
仕事のアウトプットと即応性は必ずしもリンクするとは限りません。
即応しなくても十分にアウトプットを出すことは可能なのです。
そしてご存知の通り、テレワークで非同期にコミュニケーションをとり、非同期に仕事を進めていくメリットは大きいものです。
全般として上手く非同期で仕事を進めながら、同期のメリットが大きい場合はその手段をとる、といった仕事の進め方は享受できるものが大きいのではないのでしょうか。
最小の労力で最大のアウトプットを出すような仕事の仕方こそ、賞賛されるべきものだと思います。
- 楽しすぎる「同期コミュニケーション」の魔力
そんなわけで、仕事では同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションを上手く使い分けることでアウトプットが出せそうだというところですが、プライベートではどうでしょうか。
プライベートの場になると、同期コミュニケーションのすばらしさがが際立ちます。
なんといっても圧倒的なライブ感でしょう。即応性そのものが楽しさへと繋がります。
「Say YEAH!!」っていうと「YEAH!!」ってなるの良いですよね。楽しい。
YouTubeライブ配信だって、コメントするとリアクションがあったりして楽しいものです。
電話だって楽しい。その場で一緒に過ごせばもっと楽しいですよね。
プライベートにおける同期コミュニケーションのメリットは非常に大きいわけです。
とくにブロードバンド回線と端末の進化によって、インターネットを介した同期コミュニケーションは大幅に強化されました。昔テレビ電話をするには専用の設備が必要だったりしたのですが、今ではインターネット回線とソフトウェアでどうとでもなりますよね。非常に敷居が下がりました。
楽しい同期コミュニケーションがたくさんとれるようになったのです。
そう、同期コミュニケーションは楽しすぎるのです。
仕事と同様、同期コミュニケーションにはやはり時間の占有という特徴が降りかかります。
簡単に言えば、誰かと会っている間は他の人には会えないし、誰かと電話している間は他の人と電話を出来ません。
そういうものですからね。
逆に言えばそのコミュニケーションに集中してくれていることこそが同期コミュニケーションのメリットなわけでもありますから、ここはなかなか難しかったりもしますが。
(お互い片手間にしてる電話は、それはそれで繋がっているという別の魅力もありますが、まあ話半分だからつまらないですよね)
この「楽しすぎる同期コミュニケーション」と「時間が占有される」を掛け合わせ何が起こるかというと「自分の時間がどんどん無くなる」んですね。楽しすぎるから。
2000年代にインターネットをやっていた方は、もうMMORPGで嫌というほど学んだかと思います。
当時、同期通信できるゲームもまだまだない中で広大な世界を共に冒険できるMMORPGは、それまでのゲームになかった革命的な面白さを提供してくれると共に、数々の廃人を生み出していきました。
私もちょうど中2で当時βテストをしていたMMORPGにはまったので、だいぶ時間を費やしました。
しかし、私は学校の友達と一緒にやっていたのでまだ軽傷だったかもしれません。
得たものも大きかったかと思いますが、たくさんのものを失ってしまった方も多いのではないかと思います。私たちはMMORPGブームからたくさんのことを学んだのです。
単なるゲームでもいっぱいやってしまいますが、人間関係がからむともっとやっちゃうんですね。楽しいですし付き合いもありますから。
- 非同期コミュニケーションも活用して、自分の時間も大切に
毎日飲み会に付き合って家に帰るのが遅いとか、
電話に夢中で勉強が出来ないとか、
家族とずーーーと喋っているとか、いくらでも例はありますが、このコロナ禍という特殊な環境もあって、インターネットの同期コミュニケーションをたくさん楽しんでいるケースも多いのではないかと思っています。
同期コミュニケーションは楽しいのです。でも、すごく時間が必要なものでもあるのです。
インターネットがもたらしたもう一つの利点は、非同期コミュニケーションもものすごく発展しているということ。
仕事のように、プライベートでも同期・非同期のコミュニケーションを使い分けていきたいな、と私は思いますし、ぜひ皆さまも取り入れて頂けたらなと思います。
楽しいだけに、放っておいたらバランスが崩れていきます。
どういう風にコミュニケーションも楽しみ、自分の時間も大切にしていけるのか。
仕事ではアウトプットの質と即応性は必ずしも一致しませんでした。プライベートにおいてはどうなのでしょう。
プライベートには1つのゴールはないかと思いますが、豊かなコミュニケーション、豊かな自分の時間を送ることが出来るのであれば、それはバランスが良い状態ともいえると思います。
私も、皆さまも、それぞれバランスを見つけていくことが出来れば幸いです。