タイトルの通り、久々にゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをプレイしました。

といっても最新作「ティアーズオブザキングダム(通称ティアキン)」を楽しみ過去作に戻ったという意味ではありません。
そもそも昨年双子が産まれてからゲーム自体まともにプレイできておらず、新作ゲームの購入はすべて自粛している状況。

とはいえ生来のツイ廃であるがゆえに、忙しいなりにTwitterのTLぐらいは追いかけてしまうため、最新作の情報はどんどん入ってきます。
5月に入ってからのTLはティアキン一色。
様々なゲームファンの皆さまのアカウントにおいて日々世界が救われたり、トーレルーフやモドレコで何かしら面白いことが起こっていたりしています。

そんなTLを20日ほど見届けた後の昨日のこと。
双子も11ヶ月になり、少しずつ生活リズムも整うようになってきたので、ふと思い立ちゲームをしてみることにしました。

あれだけティアキンを日々見ているのだから、
せめて雰囲気だけでも味わってみたい。
そう思ってゲームカードをMy Nintendoケースから取り出し、ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドを選びます。

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この朝焼けの描写。
野生の息吹が画面の隅々、スピーカーの端っこの穴からも感じられ、唯一無二の「そこにいる」感覚が味わえる。
これこそが現代のゼルダです。

ティアキンが素晴らしいゲームであることは疑いようがありませんが、同じようにブレスオブザワイルドもゲーム史に名を残す傑作なのです。


ブレスオブザワイルドのすごいところは、動いてるだけでも楽しいというところ。
そのあたり、ある意味ではスーパーマリオ64や時のオカリナといった名作に通ずるものがあります。
作り込まれた箱庭世界を動き回るというのは、それだけでも何にも代えがたい感動があるものです。


そんなこんなで10数分ぐらいプレイしたところ、
あまりにも自分が色んなことを忘れているという事実に気づき愕然としました。

忘れていたのはストーリーどころかそもそもの基本操作方法。
ゲームにはそれぞれの操作のお作法がありますが、プレイしているうちにそれは身体に染み付いていくもの。
久しぶりにプレイしたとしても、思うように動かせないなんてことは今まで全くありませんでした。

ところがこのブレスオブザワイルドに限っては、相当散々遊んだにも関わらず、身体が動きを覚えておらず大苦戦することになりました。


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ほんとそれだけの話なのですが、歳を重ねアラサーになった悲哀を感じ悲しかったです。

以下、ブレスオブザワイルドを久しぶり=3年以上ぶりぐらいにプレイして忘れていたことのリスト

  • パラセールの開き方(崖から落ちた)
  • 空中で弓が引けること(パラセール開こうとして暴発してビビる)
  • 前転=アタックの仕方(そんなものはなかった)
  • ジャンプが出来ること(崖にダッシュすると飛ぶ気がしてた)
  • がんばりゲージの存在(回転斬りで減ったから魔力かと)
  • ウルボザの怒り(暴発してビビる)
  • 弓の構え方(ボタン一発で構えられるの忘れてた)

一方で覚えていたのは

  • 剣の振り方
  • 盾の構え方
でした。さすがに忘れない。


こう振り返ると、操作を完全に時のオカリナ・ムジュラ・風のタクトスタイルで覚えていたのだなと気づきます。

歳をとると新しいことから忘れていくといいますが、それを実感した出来事でした。
逆に死ぬまで「時の歌」のオカリナの吹き方は忘れないんじゃないかと思うとそれはそれで感無量です。
すぐに思い出せるゲームの新しさで自己診断出来る説すらありそう。

ゲームは自分の記憶であり歴史なんだなとしみじみ思います。