【クロノクロス】ポシュル のキャラクター紹介，仲間にする方法

クロノクロス「ポシュル」のキャラクター紹介、強さ

ポシュルはクロノクロスに登場するキャラクターです。好きなキャラなので語らせて下さい。

ポシュルはわんこです。可愛いです。
主人公セルジュのふるさと“アルニ村”に住んでいます、というか幼馴染のレナに飼われています。犬なので。

そしてなぜか人語を話します。
語尾は「しゅる」。FFのモーグリでいう「クポ」みたいな感じで話します。
クロノシリーズが打ち止めになってしまったのでクロス以降の出番はありませんが、シリーズの展開次第では看板キャラになっていたかもしれません。

ポシュルは相当お口が達者のようで、めっちゃ喋ります。
ストーリーを進めていくとよく解説役ポジションになります。
ひたすら犬が世界の謎を解き明かしていくその姿はシュールすぎて癖になります。

戦闘においてはポシュルはHPが高く、どんどん前線に出していける戦士タイプです。
先天属性は「黄」。クロノクロス自体が中盤以降「緑のイーグルアイで命中率を上げて強攻撃で殴る」ゲームなので、黄色属性のキャラクターはちょっとビハインドです。

逆にいえば序盤はそのポテンシャルを活かして存分に大活躍！！
とくにトカゲ岩はセルジュ1人かポシュルとペアかで難易度が大きく変わります。

ストーリー的にはクロノクロスらしい孤独とすれ違いの辛さもぜひ味わって頂きたいので、
最初は仲間にせず2周目でがお勧め…ですが、お好みでぜひ。

固有エレメントもスタンダードな攻撃タイプです。

LV3が単体攻撃の「ポヨシュルー」、LV5が全体攻撃の「ブシュシュルー」。
そしてLV7は「ビガシュルー」。
LV7はポシュルがパーティにいる状態でHOMEのレナ（アルニ村）に話しかければ習得が可能です。

ポシュルを仲間にする方法

ポシュルは「アルニ村（HOME）」で仲間にすることが出来ます。

ぶっちぎりで最初に仲間出来るキャラクターです。初回プレイではなかなか気づかないやつです。

アルニ村で、コドモ大トカゲのうろこを欲しがっている男の子に
漁師のおじさんから貰ったウロコを渡してあげると情報が貰えます。

「ヘケランの骨」というアイテムがあればポシュルは仲間に出来るということですね。

このヘケランの骨も実はアルニ村にありまして、
酒場のカウンターの横を通り抜けた奥の部屋にあります。

奥の部屋にはわんこが居まして、おそらくこのわんこが隠したであろう骨がベッドの下を調べると見つかります。ごめん。

あとはアルニ村の広場に居るポシュルにコントローラーの□ボタンで「ヘケランの骨」を選び…

ヘケランの骨をプレゼントすれば仲間になってくれます。
餌につられてしまうとは悲しき犬のサガよ…

ポシュルとストーリー

何重にも折り重なった物語が魅力的なクロノクロス。

ですが、普通のRPGっぽいテンションでプレイしていると、
「一人でANOTHERへ⇒キッドと合流⇒（中略）⇒キッドを助ける⇒…」というルートで進んでいきませんか？？私はこうなりました。

そしてこの流れが、やはりクロノクロスのストーリーの軸でありとても味わい深い物語だと感じます。

とくに主人公セルジュがはじめてANOTHERに行くところ。やはりたまらないですね。
全くいつもと変わらない日常のはずなのに、そこに自分だけが存在しないという恐怖。

誰も自分の存在を認めてくれない。
さっきまですぐ隣に居たはずの幼馴染のレナでさえも。

自分は10年前に死んだことになっている。村のどこにも自分の居場所はない。
この世界に自分の居る場所がない。
そんな絶望的な状況の中でキッドと共に村を後にするところから物語が動き出す…

という主人公セルジュの心の動きを、一言もセルジュに喋らせずに描く。
なんて見事なんだと心から感動しました。

という静寂をポシュルが全部ぶっ壊してくれます。

HOMEからANOTHERへポシュルも一緒にワープしますので、
「ポシュルと一緒に少し不思議な世界を冒険する珍道中」みたいな全く違うゲームになります。

なんならレナとの名場面にもずっと居ます。ポシュル。
犬の散歩中の何気ない会話になってしまいました。

なんだか「ずっと覚えているよ」も青春物語ではなく、
わんことのハートフルストーリーに見えてきました。

一度孤独を味わった後にポシュルとめぐるANOTHERの世界もそれはそれでとても面白く、
クロノクロスというゲームの面白さをまさに体現しているキャラクターだと思います。

とにかく重いクロノクロスの物語の中での貴重なムードメーカー、ポシュル。
一度クリアしたあなたも！ぜひポシュルと一緒に再びの冒険へと挑戦してみて下さいね。