こんにちは、にどねゆうきです。
今日はスーパーファミコンの「スーパーマリオRPG」について私のレビュー・感想を書いていきたいと思います。
ドラクエ×FFが「クロノトリガー」なら、マリオ×FFがこの「スーパーマリオRPG」です。
今も昔も任天堂のコラボ物のクオリティチェックは素晴らしく、
コラボ先であるFF(スクウェア)の魅力が最大限に引き出された他に類を見ない素晴らしい作品になっています。
発売当時の「ロールプレイングゲームやったことない人も(OK!)」というCMの歌をめちゃくちゃ覚えています。姉とよく歌っていました。改めて聞くと声が独特!!
私は発売からしばらく経ってから(97年後半ぐらいでしょうか)、母がスーパードンキーコング2と一緒に480円で買ってきてくれたのをよく覚えています。
当時すでにニンテンドー64が発売されていましたし、プレイステーションの人気も決定的なものとなっていてスーパーファミコンのソフトは信じられないぐらい投げ売りされていました。
それにしても母の買ってきたワゴンセールのゲームのチョイスは神がかっており、
「スーパーマリオRPG」「スーパードンキーコング2」「スーパードンキーコング3」
「スーパーマリオヨッシーアイランド」といずれも劣らぬ神ゲーばかり。
謎の神チョイス力を発揮してくれた母に感謝です。
父がSFC本体と一緒に買ったゲームは「スーパーマリオワールド」「マリオペイント」「スーパーマリオカート」、そしていつだったかのクリスマスプレゼントには「星のカービィ3」と神ゲーに囲まれた子供時代でした。
改めてありがとうスーパーファミコン。お父さんお母さん。
(※ジャンル区分としてのRPGでいうと「ポケットモンスター赤・青」「メダロット1」あたりのほうが先に触っている気がしますが、もうあれは当時「ポケモン系」という一つのジャンルと化していた...ということで)
なので、ものすごく面白かった記憶、ハマった思い出はもちろんあったのですが
「はじめてのRPGだったわけだし、思い出補正かも」という気持ちもありました。
もう経験値を貯めてレベルが上がったり、アイテムを装備して強くなるだけで面白いって時期にやってますからね。
それから25年ぐらい経ったのでしょうか。
手元の「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」の中に「スーパーマリオPRG」があることになぜか今さら気づき、もっぱら最近遊んでいます。
そして完全に理解しました。これは時代を超えたマスターピース、即ち神ゲーなのだということを....
▼作品情報
(Wikipediaより)
1.ここが面白い
やっぱり一番の特徴はこの「アクションコマンド」ではないでしょうか。
攻撃した瞬間や敵の攻撃を受けた瞬間にタイミングよくボタンを押すと、
与えるダメージが大きくなったり、受けるダメージが小さくなったりするんです。
これの何がいいかというと、戦闘中に本当に飽きないんですよね。常にやることがあるから。
また効果音やエフェクト、BGMなども非常に質の高いものになっていて、動かしているだけで面白いんです。そういう意味ではまさしくマリオシリーズの作品という感じがします。
のちにFF9やFF4、クロノトリガーなどなどRPGにどんどんハマっていくのですが、最初は他のゲームにはアクションコマンドがないことに対する違和感がハンパなかったです。それぐらいRPGというジャンルに違和感なくアクションがかっちりハマっています。
のちのスーパーマリオ64かのように縦横無尽に世界の中を走り回り、跳んだ先には宝箱。
マリオらしく、隠しブロックのような隠し宝箱もたくさん世界に隠れていて、もう移動中は常にピョンピョン跳んでいたい気持ちに駆られます。
これも戦闘中と同じで、触っているだけで本当に面白いというゲーム性を見事に実現しています。
今回もマリオは世界中を冒険しますので、いろんなところを旅して動き回るのがもうたまらないですね。
これは25年ぶりに遊んで思ったのですが、グラフィック&サウンドのクオリティが素晴らしいですね。もちろん当時から感じていたのですが改めて。
個人的にはスーパーファミコンって非常に「表現したいこと」と「ゲームの性能」のバランスの取れたゲーム機だという気がしています。
ドット絵の2Dゲームを作るうえでベストな解像度だなと思っていて、いま見ても全く見劣りしないんですよね。
マリオRPGはスーパードンキーコングと同じプリレンダの3D表現かと思いますが、スーファミのスペックに依存したポリゴンを描画しているわけではないので、やはり今見ても必要十分にキレイです。
(※プリレンダ=予め高性能なPCで3Dの絵を作って、その絵をスーファミで動かしているということ)
サウンドは今やキングダムハーツでおなじみの「下村陽子」さん。耳に残る素晴らしい名曲ばかりで、マリオ系の音楽とは全然違うはずなのに耳になじみます。軽快なSEと合わせて聞いているだけでも楽しくなるようなゲームです。
伝説のFlashアニメ「VIP先生」が流行ったときにはなんでこの曲やねんと笑いましたが、強烈に耳にの残るあのメロディがVIP先生誕生に繋がったのではないかと思います。知らんけど。
このゲーム、毒がすごいです。CEROとか当時なかったせいでしょうか。
メタ的な表現も面白く「マリオはジャンプが得意でクッパからピーチ姫を毎回助けに行く人」ぐらいの認識があれば十分に楽しめます。初マリオとしても最良の作品かもしれません。
もうちょっと背伸びしたい小学生にはたまらないですし、大人になった今読んでも面白いですね。とにかくテキストが秀逸です。
FF10でボイスが入る前のRPGって、けっこうテキストを読むゲームとしての側面が強かったように思うんですよね。
言うまでもなくドラゴンクエストがその代表ですが、テキストに独特の魅力があるゲームって本当に面白いです。ポケットモンスターなんかも初代は凝ってました。
2.ここはクセある
テレビCMの看板に疑いなしで、
「RPGやったことな人も」「やり尽くした人も」誰でも満足できる素晴らしい作品だと思います。
やりこみ要素も十分で、裏ボスのクリスタラー戦はFF好きにはたまらない戦いになっています。
3.まとめ評価
ここまで書いても魅力を十分にお伝え出来ている自信がない、本当に素晴らしいゲームです。
マリオのRPG系ゲームは64のマリオストーリー、そしてペーパーマリオ、マリオ&ルイージPRG...と色々続いていきますがこれはその原点。
クロノトリガーと並び、あまりにも完成されすぎていてリメイクしづらいゲームだと思います。
映像表現や音楽表現と物語、すべてが完璧に合わさって生まれた、まさに総合芸術作品です。
今から遊ぶ方法としては、
「メルカリなどでスーファミ本体(or互換機)とカセットを手に入れ、セーブ用電池を交換してから遊ぶ」
「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンで遊ぶ」
「wiiUのバーチャルコンソールで遊ぶ」の3つが主な遊び方になるかと思います。
現時点ではNintendo Switch Onlineで配信されていないため、今後の配信に期待がかかります。
面倒な準備をする価値も十分にあります。不朽の名作、ぜひ遊んでみて下さいね!!
今日はスーパーファミコンの「スーパーマリオRPG」について私のレビュー・感想を書いていきたいと思います。
- 当時の思い出話
ドラクエ×FFが「クロノトリガー」なら、マリオ×FFがこの「スーパーマリオRPG」です。
今も昔も任天堂のコラボ物のクオリティチェックは素晴らしく、
コラボ先であるFF(スクウェア)の魅力が最大限に引き出された他に類を見ない素晴らしい作品になっています。
発売当時の「ロールプレイングゲームやったことない人も(OK!)」というCMの歌をめちゃくちゃ覚えています。姉とよく歌っていました。改めて聞くと声が独特!!
当時すでにニンテンドー64が発売されていましたし、プレイステーションの人気も決定的なものとなっていてスーパーファミコンのソフトは信じられないぐらい投げ売りされていました。
それにしても母の買ってきたワゴンセールのゲームのチョイスは神がかっており、
「スーパーマリオRPG」「スーパードンキーコング2」「スーパードンキーコング3」
「スーパーマリオヨッシーアイランド」といずれも劣らぬ神ゲーばかり。
謎の神チョイス力を発揮してくれた母に感謝です。
父がSFC本体と一緒に買ったゲームは「スーパーマリオワールド」「マリオペイント」「スーパーマリオカート」、そしていつだったかのクリスマスプレゼントには「星のカービィ3」と神ゲーに囲まれた子供時代でした。
改めてありがとうスーパーファミコン。お父さんお母さん。
- 「ロールプレイングやったことない人も」「やり尽くした人も」
(※ジャンル区分としてのRPGでいうと「ポケットモンスター赤・青」「メダロット1」あたりのほうが先に触っている気がしますが、もうあれは当時「ポケモン系」という一つのジャンルと化していた...ということで)
なので、ものすごく面白かった記憶、ハマった思い出はもちろんあったのですが
「はじめてのRPGだったわけだし、思い出補正かも」という気持ちもありました。
もう経験値を貯めてレベルが上がったり、アイテムを装備して強くなるだけで面白いって時期にやってますからね。
それから25年ぐらい経ったのでしょうか。
手元の「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」の中に「スーパーマリオPRG」があることになぜか今さら気づき、もっぱら最近遊んでいます。
そして完全に理解しました。これは時代を超えたマスターピース、即ち神ゲーなのだということを....
▼作品情報
ジャンル | アクションRPG |
---|---|
対応機種 | スーパーファミコン Wii、Wii U(バーチャルコンソール) |
開発元 | 任天堂情報開発部 スクウェア開発第5部 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 山内溥(エグゼクティブプロデューサー) 宮本茂 |
ディレクター | 藤岡千尋 前川嘉彦 |
デザイナー | 太田顕喜 工藤太郎 松原啓介 松村靖 長谷部裕之 |
プログラマー | 深谷文明 青山伸一 武藤竜 吉岡光夫 |
音楽 | 下村陽子 |
美術 | 加藤清文 波多江由布子 倉島一幸 高橋伸也 |
人数 | 1人 |
メディア | SFC:32Mbitロムカセット SA-1チップ搭載 Wii・VC:ダウンロード販売 Wii U・VC:ダウンロード販売 |
発売日 | SFC 1996年3月9日 1996年5月13日 Wii 2008年6月24日 Wii U 2015年8月5日 |
対象年齢 | VC:CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 | 約147万本 |
1.ここが面白い
- アクションコマンドが面白い
やっぱり一番の特徴はこの「アクションコマンド」ではないでしょうか。
攻撃した瞬間や敵の攻撃を受けた瞬間にタイミングよくボタンを押すと、
与えるダメージが大きくなったり、受けるダメージが小さくなったりするんです。
これの何がいいかというと、戦闘中に本当に飽きないんですよね。常にやることがあるから。
また効果音やエフェクト、BGMなども非常に質の高いものになっていて、動かしているだけで面白いんです。そういう意味ではまさしくマリオシリーズの作品という感じがします。
のちにFF9やFF4、クロノトリガーなどなどRPGにどんどんハマっていくのですが、最初は他のゲームにはアクションコマンドがないことに対する違和感がハンパなかったです。それぐらいRPGというジャンルに違和感なくアクションがかっちりハマっています。
- フィールドでもピョンピョン跳べるのが面白い
のちのスーパーマリオ64かのように縦横無尽に世界の中を走り回り、跳んだ先には宝箱。
マリオらしく、隠しブロックのような隠し宝箱もたくさん世界に隠れていて、もう移動中は常にピョンピョン跳んでいたい気持ちに駆られます。
これも戦闘中と同じで、触っているだけで本当に面白いというゲーム性を見事に実現しています。
今回もマリオは世界中を冒険しますので、いろんなところを旅して動き回るのがもうたまらないですね。
- いま遊んでも全く問題のない美しいグラフィック&サウンド
これは25年ぶりに遊んで思ったのですが、グラフィック&サウンドのクオリティが素晴らしいですね。もちろん当時から感じていたのですが改めて。
個人的にはスーパーファミコンって非常に「表現したいこと」と「ゲームの性能」のバランスの取れたゲーム機だという気がしています。
ドット絵の2Dゲームを作るうえでベストな解像度だなと思っていて、いま見ても全く見劣りしないんですよね。
マリオRPGはスーパードンキーコングと同じプリレンダの3D表現かと思いますが、スーファミのスペックに依存したポリゴンを描画しているわけではないので、やはり今見ても必要十分にキレイです。
(※プリレンダ=予め高性能なPCで3Dの絵を作って、その絵をスーファミで動かしているということ)
サウンドは今やキングダムハーツでおなじみの「下村陽子」さん。耳に残る素晴らしい名曲ばかりで、マリオ系の音楽とは全然違うはずなのに耳になじみます。軽快なSEと合わせて聞いているだけでも楽しくなるようなゲームです。
伝説のFlashアニメ「VIP先生」が流行ったときにはなんでこの曲やねんと笑いましたが、強烈に耳にの残るあのメロディがVIP先生誕生に繋がったのではないかと思います。知らんけど。
- テキストが面白い:スーファミ時代のスクウェアらしい毒,メタ表現のあるやりとり
このゲーム、毒がすごいです。CEROとか当時なかったせいでしょうか。
メタ的な表現も面白く「マリオはジャンプが得意でクッパからピーチ姫を毎回助けに行く人」ぐらいの認識があれば十分に楽しめます。初マリオとしても最良の作品かもしれません。
もうちょっと背伸びしたい小学生にはたまらないですし、大人になった今読んでも面白いですね。とにかくテキストが秀逸です。
FF10でボイスが入る前のRPGって、けっこうテキストを読むゲームとしての側面が強かったように思うんですよね。
言うまでもなくドラゴンクエストがその代表ですが、テキストに独特の魅力があるゲームって本当に面白いです。ポケットモンスターなんかも初代は凝ってました。
2.ここはクセある
- クセがありません。
テレビCMの看板に疑いなしで、
「RPGやったことな人も」「やり尽くした人も」誰でも満足できる素晴らしい作品だと思います。
やりこみ要素も十分で、裏ボスのクリスタラー戦はFF好きにはたまらない戦いになっています。
3.まとめ評価
ここまで書いても魅力を十分にお伝え出来ている自信がない、本当に素晴らしいゲームです。
マリオのRPG系ゲームは64のマリオストーリー、そしてペーパーマリオ、マリオ&ルイージPRG...と色々続いていきますがこれはその原点。
クロノトリガーと並び、あまりにも完成されすぎていてリメイクしづらいゲームだと思います。
映像表現や音楽表現と物語、すべてが完璧に合わさって生まれた、まさに総合芸術作品です。
今から遊ぶ方法としては、
「メルカリなどでスーファミ本体(or互換機)とカセットを手に入れ、セーブ用電池を交換してから遊ぶ」
「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンで遊ぶ」
「wiiUのバーチャルコンソールで遊ぶ」の3つが主な遊び方になるかと思います。
現時点ではNintendo Switch Onlineで配信されていないため、今後の配信に期待がかかります。
面倒な準備をする価値も十分にあります。不朽の名作、ぜひ遊んでみて下さいね!!
HYPERKIN
2019-11-29