いつだったか分かりませんが、ブックオフで300円ぐらいで買ってそのまま積んでいたPS2版「ドラゴンクエスト8」。
(※いまでもPS2版は送料込み398円で買えるようです)
フォロワーさんのおススメもあり、ついにパッケージを開封して冒険の世界へ。
「ストーリーもキャラクターも最高ですよ!」と聞いていたのですが、もうウワサ以上の完成度。
毎日夢中です。
DQの魅力は多岐に亘ります。
すぎやまこういち先生の音楽。
魅力的なキャラクター。
憎めないモンスター。
白熱するバトル。
そして壮大なストーリー。
語り尽くせませんが、私がとても好きな要素は「小さな物語」。
DQは町から町へ、村から村へと世界を旅していきますが行く先々で様々な小さな物語が起こります。
ゲーム全体のストーリーと大きく関わるものもあればそうでないものもありますが、どれも心に残るお話ばかり。
例えばDQ6であれば、人の愚かさを描いた「しあわせの国」の話だったり…
若さゆえのあやまちと人生の意味を問うた「マウントスノー」の老人ゴランの話だったり。










もう2年もこんな状態。
本当に王様も国も危ない状況です。







昼間は自室に閉じこもり、夜には亡き王妃様と二人で過ごした玉座に頭をうずめ、嘆くばかりの王様。
大切な人を亡くし、前を向くことが出来ない王様をどうにか救ってあげたいところです。
ゲームでこういう展開は「ありがち」なのかもしれません。
ですが私もアラサーになり、奥さんも出来ました。
ありがたいことに毎日とても幸せな日々を送っていますが、もしも奥さんが亡くなったら・・と思うと、ふと怖くなります。
そんな未来の自分の姿かもしれない 王様の心の痛みがよく分かるんですよね。
他人事ではありません。
ゲームに心を揺さぶられまくってますが、よりその味わいが理解できる。年を重ねて作品に触れるのもまた良いなと思います。




その後色々あって、月の光のもとに生きる者「イシュマウリ」の力を借り、王様に「かつて王妃様が存命だったころの記憶」を見せることに成功します。
少しは王様の慰みになるかなと
思ったらそんなレベルじゃなかった感動ストーリーです。









もうここで号泣しましたよ。
ゲームプレイ中、隣に奥さんいたので恥ずかしくて何度も中断しながら進めました。
何ならこれ書きながらまた泣いてます。

王様は「やさしくてかしこい」誰もが認める素晴らしい王様だったのですが、心が穏やかなぶん強さには欠ける人柄でした。
それを王妃様はいつも励まし、支えていたのです。

ここも記憶を呼び覚ましているので、現実の王様の問いかけに王妃様が答えたわけではなく、記憶の中で同じ質問を王様がしている場面が振り返られます。







「わたしも 本当は弱虫でだめな子だったの。
いつもお母様に励まされてた。
お母様が亡くなって、悲しくて寂しくて…
でもこう考えたの。
私が弱虫に戻ったら、お母様は本当にいなくなってしまう。
お母様が最初から居なかったのと同じことになってしまうわ…って。
励まされた言葉
お母様が教えてくれたこと
その示す通りに がんばろうって。」

「…そうすれば
私の中にお母様はいつまでも生きてるの。ずっと。」

王様は王妃様に自分を重ね気付きます。
王妃様は母から教えてもらったことを背負うことで、
自分の中に母を生き続けさせていました。
それは今の自分と、亡くなってしまった王妃様と全く同じことです。
記憶はもう少し続きますが、聡明な王様はこの時点で全てを悟り、そして決意したのだと思います。
月の光の術は満月の夜の間しか使うことが出来ません。
間もなく最後の時間が迫るなか、記憶の中の二人と現実の王様はテラスへ向かいます。



ここで手を差し伸べる王妃様にまた号泣。。。











そしてアスカンタは、やさしくてかしこい王様の治める活気にあふれた国に無事戻ったのでした。
何を書いても蛇足になりますが、
大切な人を亡くしても、その人の教えてくれたことをずっと自分のなかで生かしていく。
それによってその人はずっとずっと生き続けていく。
また大切なことをゲームから教えてもらった気がします。
もう本筋の王妃様とお母様の話も半端なくグッときたのですが、導入の仔犬の名付けの話がもう二人の関係性をよく表していて涙涙で。。。ゲームって本当によいものですね。