こんにちは、にどねゆうきです。
本日は最近ちょくちょくプレイしているゲームボーイの作品「スーパードンキーコングGB」について感想を書いていきたいと思います。
スーファミの性能を遥かに超えたその美しいグラフィック。
そしてシンプルで軽快なゲーム性は田舎の小学生である私達をもトリコにしてくれました。
そしてヒットしたゲームは「なんちゃらかんちゃらGB(ジービー)」と名前を変え、似ても似つかない携帯機版として発売されるのが当時の掟でした。
そもそもボタンが足りないGB版ストリートファイター2、色を揃えるゲームなのに色がついていないGB版ぷよぷよなど散々なゲームが続いていましたが、
「ゲームは1日1時間 ルールがあるので隠れてやりたい」
「テレビは親兄弟が使うがゲームボーイなら独り占めできる」
といった理由から、小学生の間では「なんちゃらジービー」という携帯機版はぼちぼちありがたられたものです。
そのうちの一つである「スーパードンキーコングGB」。
カセットはバナナ色をしていて、基本的に薄いグレーだったゲームボーイのゲームの中でひときわ目立つ存在でした。
わたし自身は当時持っていなかったのですが、ゲームをめっちゃ持っていた近所のコウタ君が所持。
多少触らせても貰ったのですが、白黒のせまーーい画面でプレイするドンキーコングはブッダの苦行林のごとき難易度。
それもそのはずでゲームボーイの解像度はドットで166×144。
見えないところから襲いかかるクレムリン軍団の恐怖たるや。
またゲームボーイの白黒画面には濃淡があり、それで色々と見分けるのですがわずかに4段階。
ゲームボーイ実機でこれを遊ぶ難易度は非常に高く、コウタ君も結局スーパーゲームボーイ(スーパーファミコンでGBを遊ぶ機械)で遊んでました。それもうスーファミのドンキーコングやればいいじゃん。意味ない。
そんなこんなで少年時代にスーパードンキーコングGBをしっかりプレイすることはなく、一月ほど前にメルカリの3本300円セットみたいなやつで購入しました。ありがとうメルカリ。
当時ほどの根性がない今となっては、もう色付きプレイ一択です。というかゲームボーイ、今じゃ画面が暗すぎてとてもプレイできません。よくこれで遊んでいたな...。
うちにはスーパーゲームボーイもあるのですが、スーファミのコントローラーの紐が短いのでゲームキューブに装着する「ゲームボーイプレーヤー」でプレイ。
これはゲームキューブ備え付けのGBAみたいな装置で、中身もGBAと一緒です。
当時を過ごしたアラサー以上にしか分からない話ですが、実は白黒ゲームボーイのゲームってGBCやGBA(及びGBプレーヤー)で色をつけるより、スーパーゲームボーイのほうがキレイに色が付けられるんですね。
当時は「スーパーゲームボーイ対応ソフト!」などと謳われていたりしましたが、どうやらゲームごとに個別で色パレット指定をしているような感じでした。すごい労力ですよね。
余談ですが、のちに「ゲームボーイ&カラー共通ソフト」が出てくるとスーパーゲームボーイで遊ぶと色が少なく、ゲームボーイカラーで遊ぶと色が綺麗な形に逆転します。謎でした。
とにかく、スーパードンキーコングGBを白黒ゲームボーイ実機でプレイすると致命的に敵が見えないという症状が起こりますので、何らかの方法で色を付けてプレイするのが無難です。
理由はわりとシンプルで2つ。
1つは機種がゲームボーイであることによる難しさです。とにかく画面が狭い。敵が見えない。これは見た目から分かりやすいですね。
そしてもう1つ、こちらがより重要ですが、このゲームはスーファミのドンキーコングをクリアした人向けのゲームだということです。スーパーマリオブラザーズ2みたいな存在だということですね。この辺は説明書にも書いてあるのですが、スーファミのドンキーコングの冒険が終わった後の冒険と明確に位置付けられています。
ある意味でスーパードンキーコング2ではないスーパードンキーコングの続編がこのGBだということですね。
分かりやすい例でいうと、ステージ1-1こそバナナジャングルみたいな面なのですが、1-2からもう吹雪の谷みたいな雪山ステージになります。
鬼。どんな地形やねん。
操作性は劣悪とはいえスーパードンキーコングのステージがあと30個も遊べるってめちゃくちゃ魅力的じゃないでしょうか??すべての初代スーパードンキーコングファンに贈りたい1作です。操作性は劣悪ですが。
もはや星のカービィな雲の上のステージなど、今までのドンキーコングの常識をぶち破ってくれる面白い面がたくさんです。
さらに面白いのは、船のマストを登っていくステージもあったりとスーパードンキーコング2っぽい要素も含まれています。
特にディディーコングで操作すると完全にスーパードンキーコング2状態。
なお見える範囲が非常に狭いゲームボーイの画面でのロープ面はマジでやばいです。
さて「スーパードンキーコングGB」。
ゲームボーイということで解像度と色に絶望的なハンデを背負い、なかなかの高難易度でありながらも、ついつい続きを遊びたくなる良作アクションゲームです。
スーファミのスーパードンキーコングと比べると映像音楽も操作性も厳しい部分があるものの、また違うゲームとして考えればアリかなと個人的には思います。
ジャンプの挙動(ふわっと感がない)も
ローリングアタックの挙動(謎の硬直が発生)も
ハンドスラップ(出来ない)も
アニマルフレンド(リストラ)も
セーブのルール(KONG取らないとセーブできない)も全てスーファミ版とは違うのですが、
あまり比べずにこういうものだと割り切れば、やはりGBはGBで面白い。
セーブするには電池交換が必要だったりするので遊ぶには手間もかかりますが、それだけにメルカリではめちゃくちゃ投げ売りされているのをよく見かけます。
3DSのバーチャルコンソールでも遊ぶことが出来ますので、スーパードンキーコングGB、ぜひぜひチャレンジしてみて下さいね。
※ゲームボーイの電池交換については記事もありますので、よろしければご参考ください。
また、プレイ動画配信のアーカイブも張らせていただきます。
よろしければぜひご覧ください。
攻略本も多数発売されていまして、時代性と人気を感じさせます。
ケイブンシャの攻略本好きだったな・・・。
本日は最近ちょくちょくプレイしているゲームボーイの作品「スーパードンキーコングGB」について感想を書いていきたいと思います。
- スーパードンキーコングGBとの思い出
スーファミの性能を遥かに超えたその美しいグラフィック。
そしてシンプルで軽快なゲーム性は田舎の小学生である私達をもトリコにしてくれました。
そしてヒットしたゲームは「なんちゃらかんちゃらGB(ジービー)」と名前を変え、
そもそもボタンが足りないGB版ストリートファイター2、色を揃えるゲームなのに色がついていないGB版ぷよぷよなど散々なゲームが続いていましたが、
「ゲームは1日1時間 ルールがあるので隠れてやりたい」
「テレビは親兄弟が使うがゲームボーイなら独り占めできる」
といった理由から、小学生の間では「なんちゃらジービー」という携帯機版はぼちぼちありがたられたものです。
そのうちの一つである「スーパードンキーコングGB」。
カセットはバナナ色をしていて、基本的に薄いグレーだったゲームボーイのゲームの中でひときわ目立つ存在でした。
わたし自身は当時持っていなかったのですが、ゲームをめっちゃ持っていた近所のコウタ君が所持。
多少触らせても貰ったのですが、白黒のせまーーい画面でプレイするドンキーコングはブッダの苦行林のごとき難易度。
それもそのはずでゲームボーイの解像度はドットで166×144。
見えないところから襲いかかるクレムリン軍団の恐怖たるや。
またゲームボーイの白黒画面には濃淡があり、それで色々と見分けるのですがわずかに4段階。
ゲームボーイ実機でこれを遊ぶ難易度は非常に高く、コウタ君も結局スーパーゲームボーイ(スーパーファミコンでGBを遊ぶ機械)で遊んでました。それもうスーファミのドンキーコングやればいいじゃん。意味ない。
そんなこんなで少年時代にスーパードンキーコングGBをしっかりプレイすることはなく、一月ほど前にメルカリの3本300円セットみたいなやつで購入しました。ありがとうメルカリ。
- やっぱり色付きでやるのが無難
当時ほどの根性がない今となっては、もう色付きプレイ一択です。というかゲームボーイ、今じゃ画面が暗すぎてとてもプレイできません。よくこれで遊んでいたな...。
うちにはスーパーゲームボーイもあるのですが、スーファミのコントローラーの紐が短いのでゲームキューブに装着する「ゲームボーイプレーヤー」でプレイ。
これはゲームキューブ備え付けのGBAみたいな装置で、中身もGBAと一緒です。
当時を過ごしたアラサー以上にしか分からない話ですが、実は白黒ゲームボーイのゲームってGBCやGBA(及びGBプレーヤー)で色をつけるより、スーパーゲームボーイのほうがキレイに色が付けられるんですね。
スーファミのスーパーゲームボーイの画面
ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーの画面
当時は「スーパーゲームボーイ対応ソフト!」などと謳われていたりしましたが、どうやらゲームごとに個別で色パレット指定をしているような感じでした。すごい労力ですよね。
余談ですが、のちに「ゲームボーイ&カラー共通ソフト」が出てくるとスーパーゲームボーイで遊ぶと色が少なく、ゲームボーイカラーで遊ぶと色が綺麗な形に逆転します。謎でした。
とにかく、スーパードンキーコングGBを白黒ゲームボーイ実機でプレイすると致命的に敵が見えないという症状が起こりますので、何らかの方法で色を付けてプレイするのが無難です。
- シリーズ最高難易度ともいわれる恐ろしい敵配置
理由はわりとシンプルで2つ。
1つは機種がゲームボーイであることによる難しさです。とにかく画面が狭い。敵が見えない。これは見た目から分かりやすいですね。
そしてもう1つ、こちらがより重要ですが、このゲームはスーファミのドンキーコングをクリアした人向けのゲームだということです。スーパーマリオブラザーズ2みたいな存在だということですね。この辺は説明書にも書いてあるのですが、スーファミのドンキーコングの冒険が終わった後の冒険と明確に位置付けられています。
ある意味でスーパードンキーコング2ではないスーパードンキーコングの続編がこのGBだということですね。
分かりやすい例でいうと、ステージ1-1こそバナナジャングルみたいな面なのですが、1-2からもう吹雪の谷みたいな雪山ステージになります。
鬼。どんな地形やねん。
ジャングルの隣が雪山という。その隣には巨大な船が...
とにかく滑っていきなり難しいステージ1-2。
- さすが続編。大満足のボリューム、なんと全ステージが新作
操作性は劣悪とはいえスーパードンキーコングのステージがあと30個も遊べるってめちゃくちゃ魅力的じゃないでしょうか??すべての初代スーパードンキーコングファンに贈りたい1作です。操作性は劣悪ですが。
もはや星のカービィな雲の上のステージなど、今までのドンキーコングの常識をぶち破ってくれる面白い面がたくさんです。
さらに面白いのは、船のマストを登っていくステージもあったりとスーパードンキーコング2っぽい要素も含まれています。
特にディディーコングで操作すると完全にスーパードンキーコング2状態。
なお見える範囲が非常に狭いゲームボーイの画面でのロープ面はマジでやばいです。
- 難しいのに続けたくなる絶妙な難易度、軽快な操作性
さて「スーパードンキーコングGB」。
ゲームボーイということで解像度と色に絶望的なハンデを背負い、なかなかの高難易度でありながらも、ついつい続きを遊びたくなる良作アクションゲームです。
スーファミのスーパードンキーコングと比べると映像音楽も操作性も厳しい部分があるものの、また違うゲームとして考えればアリかなと個人的には思います。
ジャンプの挙動(ふわっと感がない)も
ローリングアタックの挙動(謎の硬直が発生)も
ハンドスラップ(出来ない)も
アニマルフレンド(リストラ)も
セーブのルール(KONG取らないとセーブできない)も全てスーファミ版とは違うのですが、
あまり比べずにこういうものだと割り切れば、やはりGBはGBで面白い。
セーブするには電池交換が必要だったりするので遊ぶには手間もかかりますが、それだけにメルカリではめちゃくちゃ投げ売りされているのをよく見かけます。
3DSのバーチャルコンソールでも遊ぶことが出来ますので、スーパードンキーコングGB、ぜひぜひチャレンジしてみて下さいね。
※ゲームボーイの電池交換については記事もありますので、よろしければご参考ください。
また、プレイ動画配信のアーカイブも張らせていただきます。
よろしければぜひご覧ください。
攻略本も多数発売されていまして、時代性と人気を感じさせます。
ケイブンシャの攻略本好きだったな・・・。