こんにちは、にどねゆうきです。
今回の記事では、WiiをHDMI接続できるガジェット「Wii2HDMI」を紹介いたします。
HDMIケーブル付きでお値段¥1,199(記事作成時)と非常に安価でお値段以上な装置です。
これは通常のWii(Wiiの後継機「WiiU」ではなく、WiiSportsなどでおなじみの普通のWii)をHDMI接続することが出来るガジェットです。
英語圏ではよく「to」のことを洒落て「2」と表記する慣習があり、商品名の「Wii2HDMI」は「Wii to HDMI」を意図しているものと思われます。
パワポで簡単な図を作ってみるとこんな感じです。
要するに、Wiiに後付けでHDMIを接続する機能を持たせるパワーアップキットみたいな感じです。
説明としては本当に「以上!」という感じで、非常にシンプルな作りです。
現在のデジタル仕様のテレビにはおなじみの赤白黄端子がついていないものもありますし、
そもそも大画面では古い接続端子による映像ではさすがにちょっと厳しい(※映像がぼやっとします)。
さらにHDMIで接続が出来れば、PCモニターやプロジェクターに繋ぐなど楽しみ方の幅も広がります。
そんなわけで、この令和の時代にWiiを遊ぶにはHDMI接続が必須!
Wiiのゲームソフトは家族みんなで楽しく遊べるものばかりですし、中古では数百円でソフトが手に入りお財布にも優しい。
Wii2HDMIはそんな夢を1,200円弱で叶えてくれる高コスパガジェットになります。
今さらながら、ここで前提となるのは「通常のWiiはHDMI接続端子を持っていない」ということです。
残念ながらWii2HDMI接続のようなガジェットを使わない限り、HDMI接続をすることは出来ません。
高画質な接続ですと「D端子接続」や「コンポーネントケーブル接続」などは可能ですが、実はこれらはいずれもアナログ接続。HDMI接続はデジタル接続なので、そもそもWiiにデジタル映像を出力する機能すらないのですね。(なのでデジタルに変換するWii2HDMIが必要になる)
なぜHDMI接続が出来ないのか。
一人の任天堂大ファンとしてここはWiiのフォローをさせて頂きたいです。
Wiiが発売されたのは2006年。
同じく2006年に発売されたPlaystation3はバリバリのHDMIが出来るゲーム機でしたが、Wiiはいつもの3色ケーブルやD端子ケーブルで接続するゲーム機でした。
ただ、2006年当時を思い出してみて下さい。
今では考えられないですが、そもそもテレビが地デジに完全移行したのは2011年。
あの「地デジカ」が出てきたのは2009年。Wiiの発売から3年後です。
私もそんなデジタル化への過渡期に「DVD-RWにアナログテレビを録画していた時代(チューナーがまだアナログだった)」の記憶があるのですが、2006年というのはまだまだそんな時代でした。
私もPS3版真三国無双の文字が小さくつぶれてまったく読めなかったことを覚えているのですが、2006年はまだまだHDMI接続が映像端子として一般的になるまでの過渡期。
Wiiリモコンという誰でも分かりやすく触ることの出来るコントローラーを入口にゲーム人口を拡大する。そうしたミッションの中でWiiのHDMI映像出力は後回しにされたこと、のちのWiiの成功を見るに大成功の判断だと思います。
実はアナログな映像出力しかできないことによって誤解されがちなのですが、Wii自体はとても美しい映像を作り出せるマシンなのですね。
これは最近Nintendo Switchに移植された「スーパーマリオ3Dコレクション」の「スーパーマリオギャラクシー」や「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」を遊ばれた皆さまは特に感じられたのではないかと思います。普通にめっちゃ綺麗。
特に個人的に感じたのは「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」の美しさ。
当初のアナログ接続だとちょっとボヤっとした絵作りの印象があったのですが、HDMI接続をして初めてその繊細な画面に気付き感動したものです。
この「チョコボ」もマリオやゼルダ同様にNintendo Switchにブラッシュアップして移植されており、現代でも美しさが十分に通用することを証明しているのかと思います。
特に画質の高いWii後期のゲームではその実力は遺憾なく発揮されます。
(画像はバイオハザードダークサイドクロニクルズ)
またWiiではゲームキューブのゲームも遊べます。せっかくなので、赤白黄ケーブルを使った場合と「バイオハザード4」を使って画質を比較してみました。
Wiiだけでなく、ゲームキューブも非常に高画質なゲーム機であったことを改めて実感します。
挿すだけ簡単高画質、かつお値段も¥1,199と初心者から上級者まで幅広くお勧めできるアイテムです。
いわゆる中華パーツ(中国製の任天堂非ライセンス商品)なので当たりはずれはあるかと思いますが、コロナ禍から2年弱、私の家では毎日元気に活躍してくれています!
ぜひぜひ手に取って、懐かしのゲームライフをお楽しみくださいね。
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参考になりましたら幸いです。
こちらは「ドンキーコングリターンズ」の配信動画です。(Wii2HDMIでキャプチャーボードに接続)
画質の参考になりましたら幸いです。
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「遊んだことがない!」という方はぜひプレイしてみて下さいね。
(本体)
(スポーツ・音楽系)
据え置き唯一のリズム天国「みんなのリズム天国」は未体験なら絶対に遊んで欲しい一本。
スポーツ系はリモコンとヌンチャクを使った操作が今でも斬新。
集まったみんなでワイワイ楽しめます。Miiが動いているだけで楽しいですよね。
(アクション系)
やはり鉄板はマリオシリーズ。Wiiのソフトは間口が広く、入門編にもとてもおすすめ。
(アクションアドベンチャー・タクティカルアクション系)
ゼルダはもちろん、ペーパーマリオRPGも間口広く奥深く楽しめる一作。
戦国無双3も個人的には完成度の高い一作だと思います。
(RPG系)
移植もされていたりするのでお好みで。
※人気シリーズでいうと「大乱闘スマッシュブラザーズX」、「街へ行こうよ どうぶつの森」なども非常に面白いですが、こちらはSwitchでの最新版が過去作をアップデートしたような作りになっていますので、そちらがおすすめです。
今回の記事では、WiiをHDMI接続できるガジェット「Wii2HDMI」を紹介いたします。
HDMIケーブル付きでお値段¥1,199(記事作成時)と非常に安価でお値段以上な装置です。
- 「Wii2HDMI」ってどんなガジェット?
これは通常のWii(Wiiの後継機「WiiU」ではなく、WiiSportsなどでおなじみの普通のWii)をHDMI接続することが出来るガジェットです。
英語圏ではよく「to」のことを洒落て「2」と表記する慣習があり、商品名の「Wii2HDMI」は「Wii to HDMI」を意図しているものと思われます。
パワポで簡単な図を作ってみるとこんな感じです。
要するに、Wiiに後付けでHDMIを接続する機能を持たせるパワーアップキットみたいな感じです。
(YouTubeチャンネルから切り抜き)
説明としては本当に「以上!」という感じで、非常にシンプルな作りです。
現在のデジタル仕様のテレビにはおなじみの赤白黄端子がついていないものもありますし、
そもそも大画面では古い接続端子による映像ではさすがにちょっと厳しい(※映像がぼやっとします)。
さらにHDMIで接続が出来れば、PCモニターやプロジェクターに繋ぐなど楽しみ方の幅も広がります。
そんなわけで、この令和の時代にWiiを遊ぶにはHDMI接続が必須!
Wiiのゲームソフトは家族みんなで楽しく遊べるものばかりですし、中古では数百円でソフトが手に入りお財布にも優しい。
Wii2HDMIはそんな夢を1,200円弱で叶えてくれる高コスパガジェットになります。
- 通常のWiiはHDMI接続端子を持っていない
今さらながら、ここで前提となるのは「通常のWiiはHDMI接続端子を持っていない」ということです。
残念ながらWii2HDMI接続のようなガジェットを使わない限り、HDMI接続をすることは出来ません。
高画質な接続ですと「D端子接続」や「コンポーネントケーブル接続」などは可能ですが、実はこれらはいずれもアナログ接続。HDMI接続はデジタル接続なので、そもそもWiiにデジタル映像を出力する機能すらないのですね。(なのでデジタルに変換するWii2HDMIが必要になる)
なぜHDMI接続が出来ないのか。
一人の任天堂大ファンとしてここはWiiのフォローをさせて頂きたいです。
Wiiが発売されたのは2006年。
同じく2006年に発売されたPlaystation3はバリバリのHDMIが出来るゲーム機でしたが、Wiiはいつもの3色ケーブルやD端子ケーブルで接続するゲーム機でした。
ただ、2006年当時を思い出してみて下さい。
今では考えられないですが、そもそもテレビが地デジに完全移行したのは2011年。
あの「地デジカ」が出てきたのは2009年。Wiiの発売から3年後です。
私もそんなデジタル化への過渡期に「DVD-RWにアナログテレビを録画していた時代(チューナーがまだアナログだった)」の記憶があるのですが、2006年というのはまだまだそんな時代でした。
私もPS3版真三国無双の文字が小さくつぶれてまったく読めなかったことを覚えているのですが、2006年はまだまだHDMI接続が映像端子として一般的になるまでの過渡期。
Wiiリモコンという誰でも分かりやすく触ることの出来るコントローラーを入口にゲーム人口を拡大する。そうしたミッションの中でWiiのHDMI映像出力は後回しにされたこと、のちのWiiの成功を見るに大成功の判断だと思います。
- HDMIで接続すると分かるWiiの真の実力
実はアナログな映像出力しかできないことによって誤解されがちなのですが、Wii自体はとても美しい映像を作り出せるマシンなのですね。
これは最近Nintendo Switchに移植された「スーパーマリオ3Dコレクション」の「スーパーマリオギャラクシー」や「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」を遊ばれた皆さまは特に感じられたのではないかと思います。普通にめっちゃ綺麗。
特に個人的に感じたのは「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」の美しさ。
当初のアナログ接続だとちょっとボヤっとした絵作りの印象があったのですが、HDMI接続をして初めてその繊細な画面に気付き感動したものです。
(画面はスマホのカメラで直接テレビを撮影したものです:実際はもっと綺麗!)
この「チョコボ」もマリオやゼルダ同様にNintendo Switchにブラッシュアップして移植されており、現代でも美しさが十分に通用することを証明しているのかと思います。
特に画質の高いWii後期のゲームではその実力は遺憾なく発揮されます。
(画像はバイオハザードダークサイドクロニクルズ)
またWiiではゲームキューブのゲームも遊べます。せっかくなので、赤白黄ケーブルを使った場合と「バイオハザード4」を使って画質を比較してみました。
Wiiだけでなく、ゲームキューブも非常に高画質なゲーム機であったことを改めて実感します。
- 初心者から上級者まで幅広くおすすめ
挿すだけ簡単高画質、かつお値段も¥1,199と初心者から上級者まで幅広くお勧めできるアイテムです。
Ltenic
いわゆる中華パーツ(中国製の任天堂非ライセンス商品)なので当たりはずれはあるかと思いますが、コロナ禍から2年弱、私の家では毎日元気に活躍してくれています!
ぜひぜひ手に取って、懐かしのゲームライフをお楽しみくださいね。
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- おまけ1)動画でのご紹介
参考になりましたら幸いです。
こちらは「ドンキーコングリターンズ」の配信動画です。(Wii2HDMIでキャプチャーボードに接続)
画質の参考になりましたら幸いです。
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- おまけ2)にどねゆうきお勧めWiiのゲーム
「遊んだことがない!」という方はぜひプレイしてみて下さいね。
(本体)
(スポーツ・音楽系)
据え置き唯一のリズム天国「みんなのリズム天国」は未体験なら絶対に遊んで欲しい一本。
スポーツ系はリモコンとヌンチャクを使った操作が今でも斬新。
集まったみんなでワイワイ楽しめます。Miiが動いているだけで楽しいですよね。
(アクション系)
やはり鉄板はマリオシリーズ。Wiiのソフトは間口が広く、入門編にもとてもおすすめ。
(アクションアドベンチャー・タクティカルアクション系)
ゼルダはもちろん、ペーパーマリオRPGも間口広く奥深く楽しめる一作。
戦国無双3も個人的には完成度の高い一作だと思います。
(RPG系)
移植もされていたりするのでお好みで。
※人気シリーズでいうと「大乱闘スマッシュブラザーズX」、「街へ行こうよ どうぶつの森」なども非常に面白いですが、こちらはSwitchでの最新版が過去作をアップデートしたような作りになっていますので、そちらがおすすめです。